やずや食と健康研究所の研究助成の応募について動画を更新いたしました。
2022年度より新設した「研究グループ部門」についても紹介しています。
ぜひご覧いただき、応募の参考にしていただけますと幸いです。
★動画はこちらから★↓↓↓

やずや食と健康研究所の研究助成の応募について動画を更新いたしました。
2022年度より新設した「研究グループ部門」についても紹介しています。
ぜひご覧いただき、応募の参考にしていただけますと幸いです。
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やずや食と健康研究所では、評議委員の先生方の評価をもとに
その年に研究を終えられた助成者の中からMVP賞・奨励賞受賞者を決定しています。
今回は、今年奨励賞に選ばれた1名の方をご紹介させていただきます。
■奨励賞受賞者
【お名前】大野 富美(おおの ふみ)様
【所属】東京大学大学院 医学系研究科 健康科学・看護学専攻 社会予防疫学分野
【研究テーマ】食と健康に関する一般書は何に基づいて書かれているか?
-根拠に基づいた栄養情報の普及に向けて、日本と米国の比較-
【HP用報告書】こちら
【評議委員からのコメント】
・所属先が異なる8名を募り、情報交換しながら日米100冊ずつ、合計200冊の本を読むのは大変だったと思うが、計画に沿って、実直に研究を進めていただいたことがわかる報告書だった。
・若手研究者として、全国の学生を巻き込んでひとつの研究プロジェクトを作り上げたことが何より素晴らしい。前代未聞のプロジェクトにもかかわらず、リモートでやりきったことは高く評価する。新しい研究の形だと思うので、ぜひその手腕も広めていってほしい。
・根拠に基づいた栄養情報の普及に向けて、「引用文献の内容と結論の関連」など、さまざまな研究を引き続き進めていっていただきたい。
奨励賞を受賞された大野様には、賞状と今後の研究費の一助として、金一封をお送りいたしました。
その他の助成者のみなさまの研究も弊研究所のテーマである「未来の食と健康につながる研究」に沿った素晴らしい内容でした。
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やずや食と健康研究所では今後も、未来の食と健康につながる研究を助成いたします。
本年度の応募内容については、詳細公開まで今しばらくお待ちください。
みなさまのご応募を心よりお待ちしております。
今年度の『やずや食と健康研究所』助成研究にご応募いただいた
皆さま、誠にありがとうございます。
今回も、ひとつひとつ研究概要を確認し、
事務局と評議委員で議論を重ね、事務局が助成する研究を決定しました。
詳しい助成先や研究計画調書は下記のリンク先からご確認ください。
https://yazuken.jp/subsidy/2022/
昨年に引き続き、若手研究者のチャレンジの場を広げる“チャレンジ部門”、
今年度より新設した、研究グループが一丸となって進める“研究グループ部門”の2部門体制で助成をいたします。
引き続き意欲ある研究者を対象とした助成に力を入れてまいります!
来年度は2023年7月頃から募集開始予定です。
食と健康に関わる研究に携わる皆さまからのご応募を、心よりお待ちしております。
研究助成応募の際には、下記の資料を参考にしてみてください!!
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高評価につながる!研究計画調書(応募用紙)の書き方・ポイントはコチラ
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やずや食と健康研究所では、皆様からいただいた研究計画調書を一件ずつ拝読し、
評議委員と事務局で意見を交わして、助成する研究を検討いたします。
年々、結果が楽しみな研究計画を多くご応募いただき、どの計画を採択するのか悩ましくなるばかりです。
本年も、去る9月20日、助成研究選定のための検討会議を会議を実施しましたのでお知らせいたします。
今年度の総評としまして、以下に、評議委員と事務局長からのコメントの一部を抜粋し紹介いたします。
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【助成採択につながった研究計画調書の特徴】
・現場で挙がった疑問点や課題を解決するために、先行研究や予備調査から仮説を
立て科学的な観点で研究に発展させていた。
・共同研究者、指導者との連携が取れることや、研究に対する準備状況が調書から
読み取れた。
・研究費内訳と当該経費の必要性が明確であった。
★研究が目的ではなく、課題を解決することを目的としていることがわかった。
【助成採択につながらなかった研究計画調書の特徴】
・先行研究から得られた知見をもとに仮説を立てたということが計画調書から
読み取れなかった。
・指導者、共同研究者、所属先と協力し合い、密な連携を取るのが難しいと
推察された。
・研究計画に「測る」ことがあるにも関わらず、準備(測定機材、食や運動の
専門家の技術・経験)が不明瞭であり、具体的な手法の記述がなかった。
・対象者が人であるにも関わらず、どのように募集するかが不明瞭であった。
【評議委員・事務局長からのコメント】
・計画調書を読む中で、どのような情報や状況から仮説を立て、組み立てた
研究計画なのかを明確に記載できていないものが多かった。仮説が見えないと、
第三者からは研究の価値を正しく評価できず、残念な結果につながることが
多い。
・コロナ禍で制限が多い中、現場で生じた疑問や課題を解決したいという意欲の
ある研究計画が多数見られた。研究として形にするのは難しいこともあるが、
今後も現場に携わる方からの応募が増えることが楽しみである。
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弊所は今後もチャレンジ精神旺盛な若手研究者を中心とした研究支援を行いたいと
考えております。
もし、今回ご支援が叶わなかった方も、
こちらの総評が今後の皆様の研究活動に少しでもお役に立てれば嬉しく思います。
いよいよ2022年度助成研究募集を開始いたしました!
応募要項や応募フォームなどは、下記のリンク先からご確認ください。
【応募期間】
2022年7月1日(金)~8月1日(月) ※17時必着締切
【応募要項】
http://yazuken.jp/subsidy/outline/
本年度は従来のキャリアップ部門を見直し、人の食行動を科学し、
今までありそうでなかった視点の研究を募集した
“研究グループ部門”を新設いたしました。
研究グループや大学研究室の皆様からのご応募をお待ちしております。
また、“チャレンジ部門”は応募者と指導者のペアでの応募とし、
引き続き若手研究者と優秀な指導者の双方を支えてまいります。
食と健康の研究に携わる皆様からの応募、心よりお待ち申し上げております。
★応募について動画で分かりやすく公開中★
やずや食と健康研究所では、評議委員の先生方の評価をもとに
その年に研究を終えられた助成者の中からMVP賞・奨励賞受賞者を決定しています。
今年は、チャレンジ部門から2名の方が奨励賞に選ばれました!
こちらで発表させていただきます。
■奨励賞受賞者①
【お名前】 中山 優豊(なかやま ゆうと)様
【所属】 神戸大学大学院保健学研究科
【研究テーマ】 食後血糖スパイクを呈する若年成人における簡便な高強度インターバル運動(Home-Based HIIE)が食後血糖スパイクに及ぼす影響
【HP用報告書】こちらへアップ予定です。
【評議委員からのコメント】
とても丁寧に調査されたことが報告書からもわかり、将来が非常に楽しみな研究者だと感じました。
研究のみでなく参考文献調査も綿密で、研究室の指導・フォロー体制が整っているため、今後の活躍に期待しています。
■奨励賞受賞者②
【お名前】 武 晃(たけ あきら)様
【所属】 北里大学医学部微生物学単位
【研究テーマ】 食物がもたらす健康との関連
-有用性放射菌の腸内における役割-
【HP用報告書】こちらへアップ予定です。
【評議委員からのコメント】
大変丁寧に内容がまとめられていました。放線菌が出なかった果物(当初の計画)に固執せずに、状況に応じて判断でされたのが、良かったのだと思います。
研究はなかなかうまくいかないことに対して、深追いせずに対応することも必要不可欠な能力だと思いますが、それが体現されていて素晴らしいと感じました。
新種候補の発見や、今後の課題などからの次期研究課題も多く検討いただき、研究意欲の大変高い方とお見受けいたします。この高い志を持って今後も研究に取り組んでいただきたいです。
奨励賞を受賞されたお二方には、賞状と今後の研究費の一助として、金一封をお送りいたしました。
その他の助成者のみなさまの研究も弊研究所のテーマである「未来の食と健康につながる研究」に沿ったすばらしい内容でした。
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やずや食と健康研究所では今後も、未来の食と健康につながる研究を助成いたします。
本年度の応募内容については、詳細公開まで今しばらくお待ちください。
みなさまのご応募を心よりお待ちしております。
今年度の『やずや食と健康研究所』助成研究にご応募いただいた
皆さま、誠にありがとうございます。
今年度の助成応募につきましても、皆さまの研究概要を確認し、
事務局と評議委員で議論を重ね、事務局が助成する研究を決定しました。
詳しい助成先や研究計画調書は下記のリンク先からご確認ください。
2021年度助成研究
昨年に引き続き、若手研究者のチャレンジの場を広げる“チャレンジ部門”、
研究を磨きキャリアを高める“キャリアアップ部門”の2部門体制で助成をいたします。
引き続き意欲ある研究者を対象とした助成に力を入れてまいります!
来年度は2022年6月中旬頃から募集開始予定です。
食と健康に関わる研究に携わる皆さまからのご応募を、心よりお待ちしております。
研究助成応募の際には、下記の資料を参考にしてみてください!!
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高評価につながる!研究計画調書(応募用紙)の書き方・ポイントはコチラ
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やずや食と健康研究所では、皆様からいただいた研究計画調書を一件ずつ拝読し、
評議委員と事務局で意見を交わして、助成する研究を検討いたします。
年々、結果が楽しみな研究計画を多くご応募いただき、
どの計画を採択するのか悩ましくなるばかりです。
今年度の総評としまして、以下に、評議委員と事務局長からのコメントの一部を
抜粋し紹介いたします。
【助成採択につながった研究計画調書の特徴】
・研究課題名(主題)だけで何を明らかにする研究なのか明確に分かる。
・応募者本人の主体性が伝わる調書である。
・応募者本人と共同研究者がそれぞれいつ何を行うのか、
時系列と役割が明確に記載されている。
・研究費使用内訳詳細が1円単位で詳細に書いてあり、当該経費の必要性も記載がある。
また、研究計画と費用内訳の整合性がある。
・「研究計画調書の書き方」の例に沿って詳細に記載している。
・指導者コメントに、具体的な指導方針のみならず、
助成者の推薦コメントが記載されている。
・国内外の論文を調査したうえで、研究の位置づけを明確に定めている。
【助成採択につながらなかった研究計画調書の特徴】
・食と健康の研究を前提としているが、「食」について正確に測ることができる専門家
(栄養学者や管理栄養士など)が研究に参加していない。
・「食」の調べ方や、測り方について、具体的な手法の記述がない。
・新たなプログラムや、アンケート手法の作成・検討を主題とした研究テーマにおいて、
効果検証の計画は具体的だが、最も重要な「作成」の計画が具体的に書かれていない。
・研究における応募者本人の役割、また共同研究者の役割が不明確である。
・研究費使用内訳において、金額や数量が詳細に記載されていない。
・研究費使用内訳において、設備備品費が全体の8割を超えている。
・リサーチや結果のまとめなど、外部委託で支払う費用が予算を大きく占めている。
・先行研究のリサーチが不足している。
・動物実験の場合、作用のメカニズムが記載されていない。
・外部委託、協力者への依頼事項が多く、研究遂行における応募者本人の役割が少ない。
【評議委員・事務局長からのコメント】
・研究を続けていくためには、所属先に拘らない広いコミュニティが大切になってくる。
横の繋がりを広げ、ネットワークを構築していってほしい。
・また、ネットワークを構築したうえで大切なのが「議論」である。
コロナ禍で制限は多いが、仮説検討、適切な研究計画の立案の場などで、
1人1人の意見を戦わせて、よりよい研究成果を出すにはどうすれば良いか、
議論の場を設けることを大切にしていただきたい。
弊所は今後もチャレンジ精神旺盛な若手研究者に特化した研究支援を行いたいと考えております。
もし、今回ご支援が叶わなかった方も、
こちらの総評が今後の皆様の研究活動に少しでもお役に立てれば嬉しく思います。
2021年度にやずや食と健康研究所のMVP賞を受賞された東海大学の脇田和美様より
嬉しいご報告をいただきました。
▼脇田様よりいただいたメッセージ▼
このたび、貴研究所の助成研究成果の一部として執筆した論文が、日本沿岸域学会論文賞を受賞しました。
貴研究所からのご支援をいただき、取り組ませていただいたおかげです。本当にありがとうございました。
▼日本沿岸域学会論文賞とは?▼
日本沿岸域学会論文賞とは、その年の学会誌に掲載された論文の中から最大2件に授賞され、学術の進歩に寄与する優れた論文を対象に贈られるものです。授賞理由は以下、学会のウェブサイトに掲載されています。
http://www.jaczs.com/06-award/index.html
事務局一同、脇田様の研究の一助となれたこと、大変嬉しく思っております。
今後も「未来の食と健康」につながる研究の礎となれるよう、研究助成活動に邁進してまいります。
7月14日(水)14:51に「研究助成費の使用内訳詳細」についてご質問を頂戴いたしました。
いただいたメールに返信差し上げたところ、送信エラーとなっております。
お手数ですが、改めてyazuken@yazuya.jpへ再度メールをいただくか、
お電話にてご連絡いただけますと幸いです。
やずや食と健康研究所 事務局